今年度お会いした一人目のマエストロ

今日はクリスティアン・ティーレマン 氏のオーケストラで演奏してきました!
ティーレマン氏はウィーンフィルやベルリンフィルなどを含む一流のオーケストラを指揮し、

来年にはドレスデン国立歌劇場の首席指揮者に就任予定のビッグなお方でざいます。

今日はティーレマン氏が英国王立音楽院の名誉会員になったことを記念する式典が行われ、

最後に披露演奏という形でリチャード・シュトラウスのDon Juan を演奏しました。

これがまた大変難しい曲でして、毎日のリハーサルでは一時も気が抜けませんでした。


個人的な意見ですが、ティーレマン氏の音楽はとても個性的でした。ティーレマン氏が来る前の

リハーサルでは他の指揮者が何人か代理で振ったのですが、全員が共通して言っていた

『シュトラウスはこういうものだ!』という意見をティーレマン氏は見事に打ち破っていました。笑 

でも、それがとても素晴らしかったです。実際式典でのスピーチでは、

『音楽をこうでなければならないなどと決めつけるようなことは絶対に良くない』

と言っていたのが印象的でした。ティーレマン氏の指揮ですが、ティーレマン氏の手はもはやただの”手”

には見えず、”音楽の導き”に見えました。サイモン・ラトル氏の時と同様、『ここはこうしてください』

などと言われることなく指揮を見るだけで音楽の方向性がはっきりと分かるのです!さすがでございます…

ちなみに、英国王立音楽院の名誉会員になるということはとてもすごいことのようで、会員にはメンデルスゾーン、

パールマン、ムター、ラトル、アシュケナージ、エルトン・ジョン、シュトックハウゼン、ヨーヨーマ、

内田光子など、ここにはまだまだ書ききれないほど有名な音楽家の方々がいます。
今日ティーレマン氏の指揮でDon Juanを演奏できたのは一生の思い出です!


またすぐ次の演奏会があるのですが、今度はシュトラウスとはうってかわって
バロックバイオリンでの参戦です!笑 でも実は3カ月ぐらいバロックバイオリン
触ってないのでどうなることやら…(恥)
その次の週はトレヴァー・ピノック 氏のオーケストラに乗っています!
わたくし、ピノックの大ファンなので密かにいや、大々的に興奮しております。


英莉香